スポーツ=体罰!?文化部には体罰が存在しなかったのだろうか?
柔道日本代表監督の問題で、ますます体罰問題がクローズアップされていますね。部活の問題から離れて、議論がどんどん膨張しつつある……。
結構前に相撲の体罰問題とかもあったし、今に始まったことじゃないと思うんですけどね。
まあ、そんなことを言っても世の中ではさも、初めて起こった大問題であるかのように騒いでいますから、そこでぐだぐだ言うのはやめましょう。
とりあえず今後起こるであろう現実としては、スポーツと体罰の関係は密接であるかのようなイメージがどんどんお茶の間に浸透して、世間一般の人々のスポーツを見る目は厳しさを増していくんでしょうね。東京オリンピック招致にも水を差す事態に発展したりして。
どうも報道を見ていると、勝利至上主義が原因で体罰が起こってるみたいな印象を受けるんですが、それって本当ですかね?もしも本当なら、スポーツ以外の分野でも勝利至上主義的な部活とかって存在するかも、ですよね。
例えば、コンクールの金賞を狙う吹奏楽部なんかでは体罰は全く存在しないんでしょうか?もはやマンガやドラマの見すぎかもしれませんが、ピアニストを目指す少女が演奏中にミスした時の定番、おっかない教師が定規みたいなので「ピシッ!!」みたいなのは完全創作??
合唱部とか、美術部とか、書道部、ディベート部などなど……では、今まで全く体罰はなされたことがないんでしょうか?茶道部とかコンピューター部とかではあんまなさそうだけど。私の勝手なイメージ、偏見です。
きっとスポーツに対するイメージも固定化されてるんだろうなー。体罰と言えばスポーツ!勝利至上主義!って感じで。これがステレオタイプってやつでしょうか。人間の意識って怖い。
まあ、こういったイメージをもたれるのも、昔からのことだから仕方がない面もあるのかもしれませんね。小説なんか読んでも、暴力的な教師はたいてい体育教師か、部活で鬼みたいになってる数学教師ですし。きっと少なからぬ人の頭の中の辞書には、こんな感じで書いてある。
体育・スポーツ [たいいく・すぽーつ]
運動。バスケとかサッカーとか野球とか。自分でやるのはきついから嫌。汗かくし。見るのは好き。よく分かんないけど、オリンピックとか結構盛り上がるじゃん。
ん?体育の先生??あー、毎朝玄関の前に立ってたよねー、生徒指導で。なんかおっかない顔してさー。制服の着方とかいちいち注意してくるんだよねー。声でかいし、凄んだりしないで欲しいわー。え、暴力??いやー、実際はどうか知らないけど、あり得るんじゃない?だってそういう役割って、他の先生たちも、ぜーんぶ体育の先生にお任せ!って感じじゃん。
書いてて思ったけど、なんか体育の先生って怖いイメージありますよね。そしてそう振舞うことを社会からも求められている気がしてきた。生徒指導とか体育教師がやる必然性はどこにもないよね。なんで悪いことした生徒は体育教官室に誤りに行く必要があるんだ!?
ここでnobitaの提案。
スポーツ界から体罰をなくすためには、意識改革が必要です。まずは手始めに、体育教師の意識改革から。
・体育教師は怖くある必要なんてない。生徒指導から外すようにしましょう!
・部活指導はボランティアじゃない。部活指導に別途賃金を支払いましょう!
・体育教師のジャージ禁止。授業のとき以外はスーツに着替えること!
……なんてね。馬鹿な冗談です。