ざしわらの家

日々思ったことを書き連ねる雑記ブログ。元ニート。

体調の変化で明日の天気を予想する

日本人の多くは、これから先の天気を知るために、天気予報を見るでしょう。

でも中には、空を見て、雲の形とか色、流れなんかから天気を予想できる人っていますよね。漁師さんとか。

自分も結構それに近いことが出来たりする。ただし、極端に天気が変わるときの前日、前々日とか、限られたときだけなんだけど。たとえば台風とか。

 

こんなときは、朝からだるくて、布団から出るのが特に億劫で、もう何もかも嫌になって、この先の人生なんてどうなってもいいや、って気持ちになる。起きてからも、見るものすべてが灰色に見えるような、そんな憂鬱な気持ちが続く。他人の幸せがすべて妬ましく、この世で自分だけがただ一人不幸なんではないか、なんて思う。別に理由もなくそう思うんだ。そんな状態が夕方まで続いて、夜になるとようやく元気になってくる。でも、元気になると思考回路がいつものように戻って、一日を無駄にしてしまった後悔に襲われるんだ。後悔し始めると、その反省と自分への嫌悪感がつのりだす。こうして一日を完全に無駄にするんだ。

 

もうこうなってしまうと、どうしようもないんだ。自分の意志で、気持ちをコントロールすることができない。きっと明日から天気が悪くなるんだろうな、なんて思いながら、天気予報を見ると、やっぱり明日から荒れるみたいだ。それが分かると、自分を慰める。別に変な意味じゃないよ。今日体調が悪いと感じているのは、決して自分の怠け心から来ているものではない。天気のせいなんだ。気圧の変化が激しいから、それがきっと体調を悪くしているんだ。だから自分は悪くない。周りのだれもそんなことは理解してくれないけど、自分だけは自分のことを認めてあげる。

あぁ、どうして自分はこんなに天気に左右される人間なのだろう。人生、雨のち晴れなんて言葉があるけれども、僕は雨から晴れに変わるときも調子が悪くなるよ。もちろん晴れから雨のときも。そう考えると、毎日晴れだったら良いのに。体調の変化がないとしても、毎日雨だったら憂鬱になりそうだからね。

 

そんなわけで、自分の体調を指標として天気を予想できるようになったんだ。しかも、本当に天気が荒れるときなんかは、天気予報が正反対のことを言ってたとしても、自分の予想の方が当たることが多い。そんな時は、やるじゃん自分、なんて思ったりする。もちろん、体調が回復しないとそういう発想には至らないのだけど。

 

こういう人間って自分のほかにもいるんだろうか。いや、当然いるんだろうな。自分だけが特別な人間だなんて考えは、そもそも持つべきではないと思うんだ。そんな考えを持つと、自分が普通の人間だと知った時の悲しみが大きくなるしね。そう、どうせ自分は凡人なんだ。そう思うよ。そうでなかったら、どうしてここでこんな風にダラダラしているんだろう。もしも特別な才能を持っていて、世の中で活躍できる人であったなら、きっと、もっともっと充実した毎日を送ってると思うんだ。

 

あぁ、明日の天気は雨かなぁ。

 

※今日は作家気取りで適当な文章を書いてみました。体調の悪さで天気が良そうで来たりするのは本当……のつもりです。