ざしわらの家

日々思ったことを書き連ねる雑記ブログ。元ニート。

感謝の気持ちなんていうものは、得てして卒業してから分かるもんだ

こんばんは。

多くの高校では、昨日、卒業式を終えたでしょうか?大学生は、卒業旅行やら追いコンやらで忙しいでしょうか?懐かしき高校時代、そして大学時代。

 

僕は高校生の頃、「楽しくない」と思っていました。何だか毎日が退屈で、憂鬱な気分で過ごしていました。プライベートで他人と親しくするのが苦手で、周りと上手くやるために頑張っている状態でした。部活を除いては。

 

今日、高校時代の数少ない友人、そして部活の後輩と食事に行ってきました。進学校で部活ばかりやっていた僕と仲良くしてくれた、数少ない友人です。こいつも変わり者ですね。

久しぶりに会ったら、友人の就職が決まっていて、後輩は就活中でした。高校なんて、ついこの間まで通っていたはずなのに、もうみんな社会に出るんだなぁ、なんてぼんやりと考えました。ときが経つのは早いものです。

 

高校のころを振り返ろうとすると、僕という人間はつまらない人間だったのだろうなぁ、と思います。本当に部活「しか」やっていませんでした。

周りの人々のように、ゲームセンターやカラオケに行くこともなかったし、誰かと恋仲になることもなかった。当然、それらの話題にはついていくことができなかった。

そのうえ、他人の悪口を言ったり、噂話をすることも嫌いだったので、それらの話題もダメ。

本当に、「だったら何の話をすればよいのだ!?」ってくらいだったと思います。まじでつまんない奴。

 

それでも、そんな僕を誘ってくれたり、先輩と呼んでくれる人がいるということは、本当に有難いことです。

でも、そんな有難さを感じられるようになったのは、つい最近のことです。それまでは、恥ずかしながらあまり感じることができませんでした。あまりに身近だったからでしょうか?それらは、そこにあることが当たり前で、ないなんてことを想像できなかったのかもしれません。

 

僕は、後悔しています。そこにいるときから、もっともっと周りの人を大切にしておけばよかった(別に粗末にしていたことはありませんが)、多くの時間を共有して、遊んでおけばよかった、と感じています。

 

冒頭に戻ります。

今、卒業の季節です。学生をしているうちは、あまりその環境について有難いと思ったりすることはないかもしれません。僕もそうだったから、その気持ちも少しは分かるつもりです。

 

それを分かった上で、あえて書きます。

今ある、周りのもの・ひとに感謝しておきましょう。今は形だけでも構わないと思います。きっとあとから気持ちはついてくるから。

 

まわりと縁を切るようなことにだけはならないように。