ざしわらの家

日々思ったことを書き連ねる雑記ブログ。元ニート。

「俺たちは勉強ができない」って本当? ~自動車免許を取りに行った話④~

「どうせ俺なんか頭悪いし、勉強なんてしても無駄さ」

「そもそも覚えられないんだから、勉強なんてしても意味ないよー」

「勉強するってこと自体無理。俺、集中力ないし。」

 

こんな言葉、どこかで聞いたことありますよね?

僕も学生時代、よく聞きました。こういうことを言われて「そんなことないよ!」と言っても浮くだけなので、いつもハハハと笑うだけ。それって本当かなぁ、と心の中で不思議に思いつつ。

 

 

先日参加した免許合宿で、やっぱりそれって違うよね、と思うようになりました。

合宿では、勉強は苦手だと自称していて、傍から見ても(大変失礼ながら)まあそうだろうと思える人がたくさんいました。

そういった人たちにとって、運転免許の取得は大変です。ただ単に車に乗って自在に操作できれば免許を取れるわけではなく、学科できちんと道路交通法などの法律、標識の種類、運転者として必要なマナーなどを学んで、ペーパーテストに合格しなければならないからです。

 

僕はどちらかというと暗記は得意だし、ペーパーは苦にならないだろうとタカをくくってました。

しかし、しかし、、、、、、想像以上に覚えるべきことが多いではありませんか。こんなにたくさんの内容を短期で覚えるためには、それなりに勉強しないといけませんでした。僕、ホント馬鹿ですね。

 

 

そんなわけで、僕はいやいや勉強を始めました。

勉強している最中、「そういやぁ勉強苦手とか集中力続かないって言ってたみんなは、どうするんだろ?」と気になり始め、共有スペースなどを除くことに。

 

 

  あれ、テスト近い人だけいない……

 

 

そう、みんな部屋にこもって勉強してるんです。あれだけ勉強を嫌がっていた彼らが!そして、みんな9割以上の点数をとって試験にパスしていきました(なかには1度くらい試験に落ちる人もいますが、その後しっかり90点以上とって合格してます)。

 

 

多くの人は「俺たちは勉強ができない」なんて言うけど、それって本当でしょうか?確かに他人と比較して得意不得意というのはありますよ。それにいくらやってもできないことだって世の中にはあるでしょう。僕がいくら頑張ってトレーニングしても日本代表クラスの選手にはなれないのと同じように。

 

でも、勉強って特別な資質が必要なものなんでしょうか?東大に入れと言われたら無理という人はたくさんいるような気がしますが、勉強が得意で得意で仕方がないという人しかできないようなものって、そんなに多くもないんじゃないかと思います。

 

学校でやらされる勉強って基本暗記物ですから、暗記さえすればそこそこの点数を取ることができます。

勉強ができないと自称する彼らも、暗記はできます。自動車学校で受けるペーパーテストの様子を見る限り、頑張れば結構いけちゃう人って少なくはないのではないでしょうか?集中力だってあるみたいだし。

 

 

僕はあんまり精神論とか好きじゃないんですけど、結局のところ、気持ちの問題って大きいのかもしれません。

試験に受からないと免許取れない→それは困る、と考えて仕方がなく勉強しているのだとは思います。でもそれは、必要さえあれば、やる気さえ起きれば勉強できるということも意味しているんじゃないでしょうか?

 

運転免許の試験問題なんて簡単だし、それと勉強一般を一緒にするのは、多少乱暴じゃない?という声が聞こえてきそうですね。でも、頑張ればなんとかなる勉強系のことって社会にはたくさんあります。それを「俺は勉強ができない」とか理由をつけて、最初から諦めるなんてもったいないです。

 

 

 

「俺たちは勉強ができない」とか言うのはやめましょう。

それって半分本当かもしれないけど、残りの半分は自分をごまかすための方便です。

できないことはたくさんあるかもしれないけど、できることだってたくさんあるはずです。

きっと言い訳するより、とりあえず挑戦してみたほうが良いことあります。

 

 

 

 いつやるの? 

「         ! 」

 

 

 

僕も頑張ります。