ざしわらの家

日々思ったことを書き連ねる雑記ブログ。元ニート。

こんな僕は嫌だ!だから「やはり」という口癖を直すことに決めた。

みなさんは、人と話をするときの「自分の口癖」みたいなものを把握しているでしょうか?

口癖って怖いですよね。知らず知らずのうちに使っていることも多いですし。僕は先日、友人に対して一気呵成に持論を展開している最中に、新たに気付きました。

 

 

ずばり、僕は「やはり」という言葉を多用している気がします。特に持論を展開するときです。しかも、結構強い口調で使っているかもしれません。

 

こうして文章を書いている間にも使いたくなってしまうのだから、多分重症です。

この「やはり」とか、「だよね」みたいな言葉は、相手も当然に同じように考えていることを前提とするものです。そんなの常識ジャン!とか明らかにそうだろ!みたいな感じで。

 

しかし、余程考えの似通った人でもない限り、どこかで考えに違いが出てきます。それなのに「やはり」を連発してしまうと、相手に対して押しつけがましい印象を与えかねません。

それに、やりすぎると、なんとなく自己中心的な人間のようにも思われかねません。自分の言っていることが当然に正しいということを、あなたも認めていますよね、という質問が内在されている言葉だからです。「世界の中心はこの俺様だ」的な発想に近そうです。これならまだ愛でも叫んでいた方がましです。

 

別に相手に自分の考えを押し付けようというつもりはないのですが、心のどこかで、相手にも共感して欲しいという気持ちがあるのでしょう。いわゆる承認欲求というものかもしれません。

ごく自然に発してしまうものだから、余計にたちが悪い。

 

 

当然のことながら、「やはり」という言葉自体が悪いわけではありません。この言葉をここぞというときに使うことによって、相手にインパクト(というかプレッシャー?)を与えることができます。自分の話を強調することができるのです。

ですから、(あ、また使いたくなった)そこは程度問題ということで、そこそこの頻度に抑えることこそ重要だと思うのです。

 

ただし、僕のようにヘビーユーザーになってしまった人の場合、相当に気を付けなければ、この「やはり」地獄から脱出することは出来ません。

 

人によって口癖は異なります。自分のくせに気付いてから、周りの人の口癖にも注意を払うようになったのですが、「つまり」、「要は」、「全然」、「確かに」みたいなものが多いです。もしかしたら、僕の周りだけかもしれませんが。

あ、今気づきましたが、何気に「結構」という言葉も頻繁に使っているかもしれません。気を付けよう。

 

口癖ひとつで、周りの人に与える印象は大きく変わると思います。

それに、他人との関係だけでなく、自分自身への影響も少なからぬものがあるでしょう。古来より言霊という言葉もあるくらいです。自分自身が発した言葉が自分自身を形作ります。

 

そういったことを踏まえると、やはり(ここは意図的に使用)「やはり」という言葉を多用するのは控えた方が良さそうです。

相手に与える印象は高圧的なものになるでしょうし、自分自身も視野の狭い、独善的で偏った人間になってしまう可能性があります。

 

 

そんなこんなで、今、僕は反省しています。

これからしばらくの間、「やはり」禁止令を自分に出します。自室のドアに、張り紙を貼りました。「禁句!」というタイトルを添えて。

 

意図せずに使ってしまった場合、腕立て伏せ10回で。がんばります。